Brand Concept

 私は25歳で金沢大学の修士課程に進学して以来、これまで長年に渡って社会学を学び、なおかつ大学で若者たちに教えてきました。社会学は学ぶことも教えることもエキサイティングでした。教師としては100人を軽く超える学生たちをゼミ生として教え、沢山の素晴らしい才能に出会いました。

 

 大学の先生としての仕事をやりきったと思った時、私の心に浮かんだのは、二つのことでした。

 

「自分が教え子たちに言い続けてきたように、自分自身もまた常に新しいものに挑戦する姿を見せなければならない。」

 

「ビジネスには役に立たないと思われている社会学がビジネスにも役に立つということを、身を持って示さなければならない。」

 

 元々、私は雑貨が大好きでした。大学に入って東京に出てきて、東急ハンズを初めて訪れた時のことは忘れられません。なんて面白いものばかりなんだ。いつか自分もこんなものを作ってみたい。東急ハンズ池袋店の最上階にあったバッグ売り場で、24年前の18歳の私はそんなことを感じていたはずです。

 

 だったら、社会学を使ってバッグをデザインして、売ってみたらどうだろう。翻訳家の仕事をやり切って、大学の先生の仕事をやり切って、人生も後半戦に入った今、24年前の夢を実現するのも面白いじゃないか。

 

 そんな衝動からこのブランドが生まれました。24年前の自分には無かった知識と経験と友人たち、教え子たち、そして些かの資金。それらを束ねて、一歩一歩、進んでいきたいと思います。

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